2015年10月4日日曜日

最小分散ポートフォリオのイメージ図(理論×経験)

ブラックロックから『iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF』『i シェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF』が上場するようです。

詳細は下記参照
ミニボル(iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF)がやってきたぞ - ほったらかし投資のまにまに

最小分散ポートフォリオは、低ボラティリティの株式で構成されます。そのため、理論上最小分散ポートフォリオは市場ポートフォリオを下回る事になります。しかしがながら、歴史的に最小分散ポートフォリオは市場ポートフォリオをアウトパフォームすることが観測されることがあるようです。

イメージ図にすると下記の通りとなります。

もっとも上記のようなことが公開されている以上、今後も最小分散ポートフォリオが市場ポートフォリオが上回るかどうかは分かりませんが、日本市場における低コストなファクター投資のすそ野が広がったことは素直に喜びたいと思います。

次来るファクター投資の商品は何でしょうかね?
個人的には、無配当の高配当やモメンタムの商品が出た場合は、eMAIXS波乗り型からの乗り換えを検討しています。楽しみにしながら、待ちたいと思います。

Six Key Factor



当記事は最小分散ポートフォリオを推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。


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2015年3Q 資産運用報告


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2015年3Q 資産運用報告になります。

いつも通り運用成績とベンチマークとの比較を報告します。

余談ですが、今回からwindows10なのですがスクリーンショットした画像はマイピクチャに自動的に保存されて、クリップボードに自動コピーされなくなったみたいですね・・・。これは私にとっては面倒になりました。

◆運用成績

基準価額は18442円となりました。
ブログ開始時からの年率リターン約16.91%、年率リスク は16.42%、シャープレシオ約1.03になりました。今期は年率リターンが-15.64%(eMAXIS全世界株式並み)に減少するとともに、年率リスクが上昇するという結果になりました。

◆ベンチマークとの比較
前期比のマイファンドの成績は、-15.64%となり、ベンチマークの世界経済インデックスファンド-11.82%に対して下回る結果となりました。

◆今期の運用と今後の戦略

昨年10月のエボラショック以降、持株会とDC以外の追加資金での積立を行っていませんでしたが、7、8、9月と続けて追加資金で投資を行いました。よく見ると去年もそんな感じですねーー;
DCでは、前期に10%国内債券に退避していた分を再度株式に振り分け株式比率は97%になりました。
eMAIXSバランス波乗り型のトレンドフォロー部は、下落トレンドにより全て国内債券になりました。

今後も引き続きベンチマークと比較して株式比率を高めにして運用を行う予定です。

≪企業型DC≫(運用開始は2010年4月)

◆パフォーマンスの推移
≪マイファンド≫修正ディーツ法
年率リターン   :23.77%
年率リスク      :15.54%
シャープレシオ:1.53

◆保有資産の推移


資産配分


◆全保有銘柄
《無リスク資産》
 DC:DIAM国内債券インデックスファンド<DC年金>
 SBI証券:SBIハイブリッド預金

《日本株式》
 下記の日本株式銘柄参照

《先進国株式クラス》

≪バランス型≫

◆ファンドの位置づけ
1.生活費、生活防衛資金、余裕資金、企業型DCのうち、ファンドは余裕資産と企業型DCを運用するものとする。
  • 生活費:元本保証ですぐに引き出しが可能なもの。
  • 生活防衛資金:元本保証の確度が高くて、数日で引き出しが可能なもの。個人向け国債変動10年をネットで売買できる楽天証券で運用中。
  • 余裕資金:流動性資金と生活防衛資金で生活費2年程度を確保してそれ以外のもの。
◆ファンドの目的
1.余裕資金および企業型DCの中長期的な成長を図ることを目的として運用します。
2.2050年をターゲットイヤー(安定運用開始時期)として運用します。

◆ファンドの特色
1.ベンチマークは、世界経済インデックスファンドとします。
2.投資対象は、世界の株式、公社債、リートをとします。
3.資産配分は、中長期的にベンチマークを上回る成果を目指して決定します。
4.投資手法は、株式投資(持ち株会含む)とインデックス投資です。
5.NISA枠は、優先使用します。

◆モニタリング
1.四半期:リターンのベンチマークとの比較
2.毎年   :リスク・リターン・シャープレシオのベンチマークとの比較

◆投資方針の変更
1.ライフイベントの発生時に適宜行う。
2.制度(投資/税制/年金/持株会の奨励金)の変更時に適宜行う。

投資は自己責任でお願いします。


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この数年で日本投資環境は良くなった感じており、色々過去を振り返ってみたくなり自分の投信保有履歴を掲載しています(企業型DCは除いています) 2017年-2018年(31-33) 2017年は、仕事が忙しくてほぼほったらかしでした。その裏でつみたてNISAと金融庁...