2015年11月22日日曜日

インデックス投資と比較した場合の持株会のメリット・デメリット


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突然ですが @okuzawats さんの 投信ブロガーアンテナ(ベータ版) なるもののサンプルとして登録されました!  ので ブログを書きたいと思います。

インデックス投資と比較した場合の一般的な持株会のメリット・デメリットにオリジナリティとして私の実績を付け加えたものをまとめておきたいと思います。持株会について開始すか否かを悩んでいる人の参考にしてもらいたいと思います。

さてまずは私の実績リスクについて公開したいと思います。
初めの1年未満の期間はサンプル数が少なくノイズが大きいので無視します。
そうすると私の持株会のリスクは約30~32%程度で推移していることが分かります。
TOPIXが約20%程度だと思われますので、持株会のリスクは+10%以上になりました。


これに一般的なメリット・デメリットを合わせるとこうなります。

インデックス投資と比較した場合の持株会のデメリット
□株価変動リスク拡大:私の場合は+10%程度拡大。
□倒産により株価が0になる可能性がある。
□無配により株価が大幅減する可能性がある。
□給与減またはリストラと株価減が一致する可能性がある。
□売却時は指定の証券口座開設が必要で時間がかかる。
□インサイダー取引防止のため決算が近いと売却のための審査がありさらに時間がかかる。

■インデックス投資と比較した場合の持株会のメリット
□奨励金制度:私の場合、10%を基本として業績連動で増減。
□買収により株価が大幅増する可能性がある。
□自社の経営への興味が増加する可能性がある。

そして、インデックス投資を組み合わせると、リスクはこうなりました。

■インデックス投資と組み合わせると?
□相関係数は1でないため、分散効果が得られました。実績は下記の通りです。  
私の最新のPFはこちら→2015年3Q 資産運用報告

結局のところ持株会に入るかどうかは人それぞれって事になってしまうのですが、集中投資である持株会に資産を大分部を投資することだけはやめた方が良いのかなと思います。

■資産の一部を持株会に投資する。
■資産の一部を持株会とインデックス投資に投資する。
のような分散投資を心がければ壊滅的なことになることは避けられると思われます。


本記事は、持株会、インデックス投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。


2015年11月15日日曜日

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015に投票しました。


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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015に投票しました。

今年は、私の保有する全ファンドの中から1本を選んで投票を行いました。


◆過去投票履歴


2015年11月14日土曜日

ブログ4周年 & ニッセイのインデックスファンドが、信託報酬を大幅引き下げ! 記念 私の投信保有履歴


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2015/11/12にニッセイのインデックスファンドが信託報酬を大幅に下げると発表されました。

SBI証券でも購入でき、現在進行中の積立キャンペーンにも対応しているようです。

【“国内最低コスト”を更新!】ニッセイのインデックスファンドが、信託報酬を大幅引き下げ!


この数年で日本投資環境は良くなった感じており、色々過去を振り返ってみたくなり自分の投信保有履歴をネット証券の履歴より調べてみました。企業型DCは除いています。またの機会に追加したいと思います。ちなみに、取引履歴の保存期間は楽天証券の方がSBI証券より上のようです。本ブログも2011年10月から始めているので4周年を経過しました。

2011年-2012年(26-27)

2011年は勉強期間。ETF、インデックス投信、毎月分配型、通貨選択型と色々と実際に購入して相性を確認した時期になります。(小口です)。
インデックスファンドとしては、ダウの中央三井(SMTAM)、米国社債のステートストリート、国内リート資産、新興国株式のeMAXIS、外国REIT、新興国債券の野村という感じで購入していました。また円高進行中ということもあり為替ヘッジありの投信も一部保有していました。また、リスクの高い通貨選択型も無難な位置で売り抜けました。

2011年11月日本株式への投資も再開のため、一部売却したため保有商品が低減されました。本期間では、国内REITをほぼ底で売り始めて→日本株式に再投資したので失敗したなーという記憶が強く残っています。
米国財政の崖や欧州危機を乗り越え、2012年が9月頃より株価が上昇トレンド入りしました。

はじめての株式:NTT
はじめてのETF:JASDAQ-TOP20 上場投信
はじめての投信:ワールド・リート・オープン(毎月決算型)
はじめての損切:eMAXIS国内リートインデックス
#初めて購入した株であるNTTは特別に掲載しています。 日本株式は2011年11月以降多数保有しています。

2013-2014年(28-29)

2013年は、先進国の株価上昇トレンドが強くなってきた年です。新興国株式の値動きが軟調であったため、2-3月頃から比率を大幅に減らしています。野村の新興国債券および新興国債券為替ヘッジ型も売却しました。フロンティア株も初登場キャンペーンにて購入しましたが、すぐに売ってしまっています。
その後、eMAXIS波乗り型を購入したことによって銘柄数も大幅に減少。2014年の10月のエボラ危機の時に初めて<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズを購入しました。

2015年(30)

やる事が無くなってきました。eMAXISバランス(波乗り型)を追加で購入することもなくなり、専ら<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズを購入しています。eMAXISバランス(波乗り型)は短期金融資産の比率が多いという運用上の欠点を解決することができていないので今後購入予定はありません。
9月に楽天証券で最も低コストの三井住友のファンドが登場!低信託報酬のDCファンを一般向けに販売が発表。そして11月に<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズがさらに低信託報酬化の発表が行われました。










2011年当時と比べて
・低コストインデックスファンドのコストが0.3-0.4%程度減少し、半減。
・低コストインデックスファンドで各種資産への投資が可能になった。
・低コストインデックスファンドにアクティブ運用としてのファクター投資が登場
・国内外株式も売買手数料が低減。
・米国株式等の特定口座対応
・DC制度改革(私自身は未だにマッチング拠出非対応)。
・NISA制度発足。
・NISA枠を実質的に増やせるレバレッジ型投信も拡大。
・運用報告書に実績コスト(1万口当たりの費用明細)の率が掲載。
と国際分散投資家にとって様々な環境が良い方向に動いています。
落ちは、日本の投信の運用コスト、アクティブファンドはより高く、インデックスファンドはより低く なったことでしょうか(笑)

今後は三井住友とニッセイが、バンガードとiシェアーズとともにシェアを広げ他社が衰退していくのか、さらにコスト競争が活発化するのでしょうか?今後の展開を気楽に見守りたいと思います。

[番外:生活防衛資金]
商品は個人向け変動10年を現在楽天証券で運用しています。これは当時は楽天証券は売却のネット対応があり、SBI証券ではなしという理由からでした。気づけばSBI証券でもネット売却ができそうなので今後はSBI証券で積立てる事も検討しています。ひふみ投信もネット売却できるようになれば買うという要望出して検討中みたいな形式的な応答がありましたが、その後行動がないため購入していません。今年はこれまでよりもリスク投資額が少なくなっている関係で増加していってます。
追記:ひふみ投信がネット売却できるようになったので2016年4月から保有中です。



投資は自己責任でお願いします。
これだけ投資環境が良くなっても投資詐欺はなくなっていません。

私の投信保有履歴(2018年度版)

この数年で日本投資環境は良くなった感じており、色々過去を振り返ってみたくなり自分の投信保有履歴を掲載しています(企業型DCは除いています) 2017年-2018年(31-33) 2017年は、仕事が忙しくてほぼほったらかしでした。その裏でつみたてNISAと金融庁...